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新入社員への対応、オンラインでもできること・できないこと

慣れれば快適に仕事ができるテレワーク。オンライン環境が整ってくるにつれ、業務がしやすくなってきた人も多いでしょう。
しかし新入社員への対応はまた別ですよね!

社会人になったばかりの新入社員は、仕事だけでなく会社での人間関係も初めて。オンラインで対応するだけだとフォローしきれないところもあるでしょう。

今回は、オンラインの対応ではどのような点が難しいのか見ていきましょう。

オンラインでもできる対応

会社に入ったらまず新人研修を受講しながら、先輩社員や上司、人事にフォローしてもらうといった会社は多いですよね。オンライン研修を受けてもらいながらビデオ通話、チャット、メールで新入社員をフォローするのは可能でしょう。Zoomなどで画面共有しながら教育したり相談にのったりすることも可能ですよね。基本的にパソコンがあれば仕事できる職種なら、リモートワークでも新入社員の教育など実施はできそうです。

オンラインだとできない対応

一方、会社に入ったばかりの新入社員への対応は、非対面だけだと十分でない点も!

質問や相談をしやすい雰囲気づくり

新入社員にとって、会社に入ると分からないことだらけ。オンラインだと質問や相談をしやすい雰囲気をつくるのが課題の一つです。

「分からないことはいつでもチャットで聞いて!」といっても、新入社員にとっては聞きづらいのが現実。「今聞いたら忙しいかも」「こんなこと聞いていいのか」と思うはず。

対面なら話しかけられる雰囲気を作ったり、困っていそうだったら声をかけたりできますが、オンラインだと難しくなります。

メンタル面でのケア

初めての会社生活は仕事面だけでなく、人間関係、今後のキャリアのことなど悩むことがいろいろあるはず。もちろんオンラインでの定期的な面談や、密なコミュニケーションによる対策はできますよね。

しかし漠然とした悩みや本当に悩んでいることは、わざわざメールや面談で言いにくいもの。対面で話したり、雰囲気から感じ取ったりしないとフォローできない点はあるでしょう。

リアルな仕事現場の共有

新入社員の教育は、単に業務内容を教えるだけではないですよね。コミュニケーションの取り方、仕事への姿勢、チームワークなど現場を共有しながら感じ取ってもらうこともあります。

オンラインの場合、言葉や文字で教育する以外のことが伝わりにくいかもしれません。

新入社員への対応は対面も取り入れるのがベスト

オンラインでのやり取りが当たり前になってきた中、新入社員への対応は対面も取り入れたいもの!

新入社員はまず会社生活に慣れていないため、仕事内容以外にも悩むことやつまづくことはたくさんあります。リモートワークの良さは取り入れつつ、質問や相談できる雰囲気づくり、メンタル面のケア、現場を共有するといった点で、対面でのやり取りも取り入れてみるとよいですね!