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テレワークに向いている間取り、物件とは?

テレワークが普及して1年以上過ぎ、在宅勤務にもだいぶ慣れてきたのではないでしょうか。そうなると気になってくるのが仕事環境かと思います。自宅がオフィスになりますので、ネットが繋がりやすいところがいい、インテリアにこだわりたいけど今の家は狭すぎるなど要望がでてくると思います。では、いざ引っ越ししようと思っても物件探しって大変ですよね。今回はテレワーク向きの物件についてお話したいと思います。

今人気なのは都心からちょっと離れた郊外エリア?!

通常、物件を探す時に人気なのは金額面の他に「駅近」「都心に行きやすい」という条件も入ってきますよね。しかし、テレワークとなると通勤がなくなるまたは回数が少なくなるためこの2つのワードは考えなくてよくなります。となるとどのような場所が人気になっているのか気になりますよね。実は都心から少し離れた郊外エリアなのです。
通勤に縛られなくなると少しでも家賃を下げるために郊外エリアを選ぶ人が増えているようです。そしてネット回線についてはテレワークならではの条件ですね。
では、これらの条件を満たしているのは主にどのような地域かというと、東京都では八王子市や福生市・武蔵村山市、神奈川県では相模原市・藤沢市・小田原市など、埼玉県の川越市・春日部市・草加市、千葉県だと千葉市・市原市・佐倉市あたりです。
(参照:https://www.jutakujohokan.co.jp/article/2020/03/26/tele-work/
新幹線通勤が可能であれば栃木県宇都宮市も適していると思います。

1人暮らしやカップル・夫婦に適した間取りとは

1人暮らしの場合は1Kや1LDKなどでスペースとしては十分という方が多いかと思います。その限られたスペースの中でも、ワークスペースは音が気になりやすい玄関近くやキッチンやトイレなどからなるべく離れた場所に確保できるかで選ぶと集中しやすい環境が作れます。カップルや夫婦であれば、お互いがテレワークするのであればそれぞれが離れた場所にワークスペースを確保した方がよいです。仕事の機密情報が聞こえてしまったり、同じ時間帯に商談や会議が入ってしまうと声が入ってしまう可能性があるからです。
子どもがいる場合は、子供の様子が見やすいようにリビングの一角にパーテーションや観葉植物を置いてワークスペースを作ると常に視界に入る訳でもなく、気になる時に顔をちょっと出せば見える絶妙な空間になります。

テレワークに適した物件選びのポイント5つ

エリアと間取りの要望が固まってきたらいよいよ物件選びです。いざ不動産屋のHPで複数の物件を絞り込んだらみてほしいポイントは以下の5つです。もし、記載がない場合で気になることがあれば直接不動産へ問い合わせして聞いてみてください。

物件選びのポイント

1.都心からほどよく遠い郊外エリア(交通の便が悪くなく、住みやすい街)
2.ネット回線が良好で家の周りが静かな仕事に集中できる地域
3.海や観光地など自分がリラックスできる環境が家の近くにあるか
4.部屋が区切られているLDKやパーテーションなどを置くスペースが確保できるか
5.書斎や納戸があるか

まとめ

物件をちょうど探していた方も、これから探そうと思っている方にも参考になれば嬉しいです。自分で気持ちよく仕事ができる環境を作れるなんてとても楽しいことだと思います。せっかく長くいる場所なので、こだわりはなるべく捨てずに満足のいく物件が見つかるまで根気強く探すことをおすすめします。妥協すると後から後悔なんてことになってしまったら簡単に引っ越しができませんからね。快適なテレワークができますように。